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ハレノヒ保育園その1

雑観

過日、海老名で離乳食教室を共に開催させていただいている助産師さんのお誘いを受けて、秦野市の《ハレノヒ保育園》を見学させていただきました。

何から書いたらいいか困るくらい、どれもこれも素晴らしいところで、一番に思いつくのは、わたしがここで育てられたかった!ということです。

自分が離乳食教室を開催していることもあり、給食のことにとても興味がありました。しかし、実際に拝見して環境があってこその食だと思い、今回は【環境】について感じたことをまとめたいと思います。

古民家みたいな建物を想像していたのですが、築5年のきれいな園舎でした。

床は秦野産の檜。上履きなんてないです。檜の上を素足で歩けるのです!みんなが雑巾掛けをするからツヤツヤピカピカです。この天然の床の上で運動をし、ご飯を食べ、昼寝をし、1日を過ごすのです。羨ましい🌟一番大きな園舎の中には中心にガジュマルの木が植えられていて、子どもたちが自由に登ります。

園庭は結構な斜面です。芝生に覆われていて、ここをハイハイの子が登っていきます。生命力に満ち溢れていて圧巻です!先生が誘導したり、または下から支えたり、子どもも分かっていて、急な下りは頭から行かず角度を変えてお尻から行く。この急角度をハイハイしたら、体幹と筋肉が鍛えられること間違いなしです。実のなる木も沢山植えられていて、心地よい木陰を作ってくれるし、果物の成長を楽しめますね。

季節柄水遊びが盛大に行われていました(もしかしたら一年中かも😅)蛇口の数が多いのです。先生曰く、水は形が変えられるから子どもに必要なのです!家でこれだけジャージャーやられたら、たまったものではありませんが、なんと理解のある先生♡

どれもこれもなのですが、子どもに必要なものはOK!子どもに不要なものはNO!これが最優先で、大人の都合は二の次なのです。最近は「ママに優しい」「親に負担のない」が優先されがちな世の中にあって、気持ちいほど大人の都合なんて関係ない「子どもファースト」です。

でも、勘違いしてはいけないのは、子どもの言いなりにファーストなのではなく、生きるために必要なことがファーストなのです。

例えば・・・

食器は陶器ー子どもは割るからとか、割れたら片付けが大変とか=どれも大人都合です。雑に扱ったら割れることも必要な体験ですね。五感育てのためにはプラスチックより陶器です。

タライ・ジョウロー昔ながらの金属製でした。ついついプラを買いがちですが、金属は落としたら凹みますね。そこそこ重たいですね。音がいいですね。

寝返りできたらオムツは外すー動き出したらオムツは邪魔ですよね〜先生さらりとおっしゃる😅 ごもっともです!頭では分かります!

そんな感じで、子どもに良い影響があることは、大人がちょっと頑張る!

大変だけれど・・・

これを逆に考えたら、自分が高齢になった時に、危ないとの理由で早々に食器がプラになり、おむつになり、色々な道具を取り上げられたらーーーわたしは発狂しそうです😱

だからちょっと頑張ってみようかな。

パンフレットにあったコンセプト【生きる土台を作る保育園】

間違いなしです。

ハレノヒ保育園 https://www.harenohi-hoikuen.com/