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『クーヨン』2024年9月号

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神奈川県横浜市と県央地区を中心に、赤ちゃんの成長発達に合わせた離乳食教室・手間をかけずに手を抜かない家庭料理教室・農ある暮らしを楽しむ会『のらぼ』など、生活に根ざした暮らしの知恵を伝承する活動をしています。

月刊『クーヨン』2024年9月号の特集「かけがえのない母乳育児」の中で「簡単でからだにやさしいごはん」を担当させていただきました。

最初に頂戴したリクエストは
・産後の回復期
・簡単で身体にやさしい料理

長年助産院でスタッフをしている経験から、産後授乳期のママに必要な事柄をまとめて提案をさせていただきました。

本文にもありますが、本当に女性の身体はすごいのですよ!
出産はフルマラソンとか富士山登山に例えられるくらいの体力を消耗して、そして産後すぐから授乳スタート。赤ちゃんの大きさによって、毎日500ml〜最大1Lくらい飲まれます。母乳の元は血液です。毎日こんなに献血をしているようなものです。ご苦労様です♡どうか労ってください。
わたしが勤務する豊倉助産院の院長は、産後1ヶ月検診の時に必ず「お腹空く?」と聞きます。「お腹空く」と答える人は、だいたい母乳が出ています。出ているからお腹が空くのです。
最低限、具沢山味噌汁とご飯が食べられたらいいなと思います。具沢山味噌汁を一度に沢山作って毎日食べる方法を紹介しました。
おかずを作るのが大変ならば炊き込みご飯がいいと思い、炊き込みご飯を2種類ご紹介しました。
その他、千切りにしなくていいきんぴら、青魚も食べて欲しい食材なので作り置きできるイワシ料理、季節の野菜に変更すれば一年中作れるポトフをご紹介しています。

これらのレシピは産後に限らず、復職して忙しい時にも使えます。パパさんたちも作れるようになると、ママも安心できると思います。是非お試しください。

『クーヨン』2024年9月号 Kindle版